ベストソング2020 上半期
ついに東京オリンピックか、楽しみだな~。と思ってたのも束の間、未知のウイルスにより侵される当たり前だった日常。
音楽家もその関係者も現在進行形で頭を悩まされ続け暗いニュースの目立つ2020年上半期。
それでも音楽は鳴らされ続け僕らはそれを噛み締めてた。
さて、妙に詩臭い前置きは置いといてそんな音楽の中から今年もマイベストソングを15曲選んで来たんで紹介しようと思います。
選定基準としては今年に入ってからCDや配信でリリースされてる楽曲のみ。
まぁ去年先行配信されてて今年に入ってシングルリリースみたいなパターンもあるけどもこれは良しにしとく…(ガバガバルール)
あとなるべくMVがある曲から選んでます。無いのもあるけど。
あとこれもいつもの事ですけども僕のベストソングに関しては順位付けはせずそれっぽい順番で紹介していく感じですね。
たまに順位だと間違えてる人もいたりするんですがそこはほんとすみません。自分的にこれが1番やりやすいんで。
さぁそれじゃあ紹介して行きましょうか。
・永遠の不在証明 / 東京事変
閏年、そして東京オリンピックも開かれるはずだった2020年の初めに再始動が発表された伝説的なバンドがリリースした「ニュース」の収録曲。
スタイリッシュで物語感の強いナンバーは想像力をかきたてられる。
演奏隊それぞれのパートも相変わらずめちゃくちゃお洒落でそこに椎名林檎の歌声がのれば最強に。
コナンファンって訳じゃないけどタイアップ先のコナンの映画も見たくなってくるね。まぁ公開延期されたのだけども。
・Black Catcher / ビッケブランカ
ジャンプの人気作「ブラッククローバー」のアニメの第10クール目のOPテーマ。
今作はブラッククローバーの中でもかなり重要な局面の時のOPということもありとても印象に残ってる。
バンドとピアノの音色と彼の高い歌声がクールに響くピアノロックナンバー。前回彼がブラッククローバーのOPとして提供してた「Black Rover」よりかはビッケブランカらしさも残っている感じ。
ブラッククローバー=ビッケブランカ と決定付けた曲だと思う。
・あの夢をなぞって / YOASOBI
上半期というかここ最近テレビに出突っ張りな2人組ユニットの2作目。彼らの曲は全部そうだが無料で読める短編小説とセットに展開される曲なのでそちらも読むとより曲の世界に浸れる。
花火というテーマを中心に不思議な能力を持った2人の学生の恋を描く今作。単純に夏ソングとしても優秀だしボーカルikuraのハッキリとした歌声が小説を読み上げるが如くに脳内に入り込んできて楽曲の世界を楽しむことが出来る。
・Fly with me / millennium parade
King Gnuの常田大希のソロプロジェクトによる強力な1作。
プロジェクト名のmillennium paradeをまさに表現してるようなどんちゃん騒ぎな感じのナンバーにはハートを揺さぶられ共に彼らとパレードしたくなるような。
常田大希ってほんと凄いなと再認識。
・夜空 / 鈴木みのり
彼女の歌声を最大限に生かすミディアムナンバーはとてもキラキラした星空のようで、宇宙に魅了されたアニメの登場人物たちのようにワクワクとかドキドキだったりいろんな感情が見えてくる。
・あまい夢 / 上田麗奈
彼女にとって久しぶりのアーティスト活動でのリリースとなったアルバム「Empathy」より。
元々声優としての彼女の演技にはずっと魅了され続けてきたのだけども音楽活動は正直今作リリースする直前までやってたとは知らなかった。
あまい彼女の歌声が幻想的で洒落たナンバーに響いててふわふわした気持ちになってくる。
とりあえずMVは絶対見てください。癒しです。
・何なんw / 藤井風
今年を代表するアーティストと言ってもいいくらいな人だと思う。
こんなにもお洒落なナンバーなのにこの曲名だったり堂々と岡山弁使ってる辺りがめちゃくちゃ斬新よね。彼の歌声も何とも言えないくらいに良いな。
藤井風から1曲ベストソングに入れるのは結構前から決まってたのだけども他にも「もうええわ」とか「優しさ」とかだったりリリースする曲が皆良いからめちゃくちゃ迷った。
結果的には彼を一躍時の人にしたきっかけの「何なんw」を選びました。
・スターマーカー / KANA-BOON
僕が1番大好きな漫画「僕のヒーローアカデミア」のアニメ4期の2クール目のOP
詳しく言いすぎても長くなるので手短に説明するがヒーローが当たり前の世界でヒーローを目指しヒーロー育成学校に通ってる主人公たちが物語の中で敵との大きな戦いを終えた後、そこで救出した「壊理」という少女に心から笑顔になってもらいたくて文化祭に招待してその文化祭を成功させようと奮闘する話でのOPだ。
そんなストーリーに忠実なテーマの楽曲をこれまでもアニソンを多く手がけてきたKANA-BOONがフジファブリックの金澤ダイスケをアレンジに迎えて作り上げた。
ほんとにヒロアカ好きな人にほど響く楽曲ですね。まぁそれ以外の人にも普通に響くポップでロックなナンバーですよ。
KANA-BOONの新たな可能性も感じた今年1番大好きな曲です。
・SEA HORIZON / 海野高校ていぼう部
アニメ「放課後ていぼう日誌」の主人公の陽渚たちが所属するていぼう部の4人によるOPテーマ。
釣りなどを中心に女の子達がキャッキャウフフと過ごしてく日常系アニメなので海をテーマにしたこの曲はTHE 海って感じの広く綺麗で青春な感じの曲。
とにかくメロディがめちゃくちゃに好きですこの曲は。
・秘密 / はるまきごはん
過去にリリースした「再会」「約束」と世界観が共通してる今作もボーカロイド(初音ミク)歌唱バージョンと本人歌唱バージョンがある。
前回の2作と比べると曲やアレンジのギミックがほんとに多いしコロコロ変わる展開はとてもワクワクな感じだ。
歌詞もとても彼らしく可愛げのある感じで耳に残る。
スタジオごはんによるアニメMVも今作もとても力が入っており見入ってしまう。
・umbrella / SEKAI NO OWARI
傘目線で歌われた歌詞が印象的なセカオワの新曲。
エモーショナルなミディアムナンバーで彼らが過去にリリースした同じく雨がテーマの「RAIN」とは違いとても寂しげな雰囲気だ。
あとFukaseの歌声が最大限に生かされてるような楽曲でとても心地よい。
今年リリースされた「Dropout」含め今後のセカオワもとても楽しみになってくる。
・CITY / 降幡愛
人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の黒澤ルビィ役で有名な彼女のソロデビュー作からの先行配信リリース曲。
本間昭光プロデュースによる80'sシティーポップサウンドの今作は黒澤ルビィとしてのキュートな彼女とは打って変わって艶っぽい大人な雰囲気の歌声で歌われてる。ここで声優って凄いんだなと改めて思う、全然イメージ違うからね。
まだ先行配信なのでこれから出る彼女のデビュー作がとても楽しみになってくる。
・OTAHEN アンセム / 夢見りあむ(CV:星希成奏)
人気ソシャゲシリーズ「アイドルマスターシンデレラガールズ」よりデレマス(略称)1の炎上クイーン、アイドルヲタクアイドル夢見りあむのソロ曲。そして自分がデレマス好きになるきっかけの曲でもある。
この曲はとにかく何でもあり。
まず印象的なイントロが僕が上半期で1番ハマったアーティスト平沢進のバンドP-MODELのサウンドによく似ているのだ。
平沢進というのもステルスメジャーと呼ばれネット界隈ではとても有名なアーティストで「今日はヲタク君大好物を持ってきたよー!」という冒頭の台詞も納得いく。
そして曲中何度か繰り返されるヲタクによるコール(タイガーファイヤー的なやつ)や有名クラシックに乗せた歌唱パート。
1番の特徴でもあるのがサビのメロディでデレマスの代表曲「お願い!シンデレラ」をオマージュしてて歌詞が「お願いタヒんでくれ(死んでくれ)」というのだ。
この歌詞は現実世界でもかなり炎上した部分だ。(一応説明するけどこの部分のタヒんでくれは彼女が彼女自身に向けた言葉である。)
他にもいろんなギミックのある曲だがまぁ案の定というかかなり好みが分かれる曲だ。俺は好きだけど。
・あらかねの器 / 藤原肇(CV:鈴木みのり)
こちらもデレマスより藤原肇のソロ曲。
作編曲を担当した椎名豪は今年連載終了した人気作「鬼滅の刃」のアニメの劇伴を梶浦由記と共に担当したりしてる。過去にもデレマスに壮大なストリングスアレンジの楽曲を提供してきた彼だが今作は鬼滅の刃の劇伴に近いような作風でとてもダイナミックな和風サウンドだ。
普通のボーカリストならその作風の圧に負けてしまいそうな程の圧があるのだが鈴木みのりは違った。
これを見事に歌いこなしとてつもない迫力の作品に仕上がってる。
・ミラーボール・ラブ / 宮本フレデリカ(CV:高野麻美)棟方愛海(CV:藤本彩花)及川雫(CV:のぐちゆり)荒木比奈(CV:田辺留依)姫川友紀(CV:杜野まこ)
なんかしつこい感じですけど最後もデレマスからです…w
去年の11月に開催されたデレマスのリアルライブ 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Funky Dancing! @NAGOYA DOME」のために制作された楽曲。
作編曲はダンスをコンセプトにしたナゴヤドーム公演に合わせアイドルマスターシリーズでもお洒落なダンスナンバーを多く手がけファンの人気も絶大なTAKU INOUEに任せている。
アイドルとしての可愛いさもありつつクラブミュージックとしても上質なアガるナンバーとなっている。
この曲によってデレマスへの興味が更に高まっていき楽曲集めへと赴くのであった。あーあーあーあー。
というわけでベストソング上半期2020自分のはこうなりました。
・永遠の不在証明 / 東京事変
・Black Catcher / ビッケブランカ
・あの夢をなぞって / YOASOBI
・Fly with me / millennium parade
・夜空 / 鈴木みのり
・あまい夢 / 上田麗奈
・何なんw / 藤井風
・スターマーカー / KANA-BOON
・SEA HORIZON / 海野高校ていぼう部
・秘密 / はるまきごはん
・umbrella / SEKAI NO OWARI
・CITY / 降幡愛
・OTAHEN アンセム / 夢見りあむ(CV:星希成奏)
・あらかねの器 / 藤原肇(CV:鈴木みのり)
・ミラーボール・ラブ / 宮本フレデリカ(CV:高野麻美)棟方愛海(CV:藤本彩花)及川雫(CV:のぐちゆり)荒木比奈(CV:田辺留依)姫川友紀(CV:杜野まこ)
今年の上半期はというか年々アニメ関連の曲に偏りつつある傾向なんですが良いのやら悪いのやら…w
今はほんとに世界中で大変な状況なんだけどもそれでも音楽は僕の生活の一部だし他のみんなもそうだし音楽を職業に生きてる人もまだまだいっぱいいる。
またみんなで一緒に音楽に湧いたり感動したり声出したりそんな事が出来る日が来るのを願ってます。
とりあえず今は下半期にどんな音楽に出会えるか楽しみです。
今気になるVtuberたちについて
花譜という1人の少女から始まり、バーチャルシンガー界の歌姫・富士葵、サントリー公式Vtuber燦鳥ノムなど順調に好きなVtuberが増えた2019。
2020になりVtuberへの熱がさらに燃え広がってるのだけどもそんな今将来が楽しみなVtuberたちを5組ほど軽く紹介していこうかと思う。
Vtuberと一言で言ってもいろんなタイプがいる。
自分なりに大きく分けると…
・キズナアイのような企画動画、ゲーム実況、音楽などマルチに活躍するマルチタイプ。
・企画動画やゲーム実況に特化したタレントタイプ。
・音楽、歌唱に特化したシンガータイプ。
・動画制作、イラスト、楽曲制作などクリエイティブに活動するクリエイタータイプ。
…とまぁこんな感じで個人的な好みとしてはタレントタイプよりもシンガータイプやクリエイタータイプ、マルチタイプのように音楽に絡んでるようなVtuberを好んでる。
なのでタレントタイプの紹介を期待してる人はごめんなさい。
「SALLA.R」
謎多き動画作品を上げる金髪少女。
彼女の日常を切り取った映像をメインにYouTubeに上げてる。
相棒的存在のロボットのマーティが彼女を監視し護衛するように命令を受けているという設定や彼女が色つきのテレビに驚いたりインターネットについて知らなかったり現代とは違う時代の人間のような感じもあったりとにかく謎が謎を呼ぶような考察好きな人にはたまらないような作品を展開してる。
そんな中で彼女は楽曲のカバーも披露している。
「Stand by Me(Ben E.King)」「September(Earth,Wind & Fire)」など様々な世代の人が聞き覚えのある往年の海外アーティストの名曲や「ルージュの伝言(荒井由実(現:松任谷由実))」「One more time,One more chance(山崎まさよし)」など日本の往年の名曲と彼女がカバーする楽曲は今のところ必ず一昔の曲と音楽の面でもコンセプトを貫き通してるように思える。
自分が特に好きなカバーがB'zのクリスマスの名曲「いつかのメリークリスマス」
彼女の幼くも哀愁のある歌声とマーティの渋くイケメンな歌声のデュエットが聴いてる人をタイムスリップさせるかのように懐かしさを覚えさせてとてもお洒落で素敵なカバー。
彼女もいずれはオリジナル曲も歌う時が来そうな感じなのでそれも含め今後の作品展開がとても楽しみ。
「Project A.I.D」
マナ(Mana)
のあ(Noa)
依音(Io)
音楽歌唱や音声劇、動画制作さらにはゲームの制作も企画中とマルチな活動を計画してるのあ(NoA)、依音(Io) 、マナ(Mana)の3人によるクリエイターユニット。
今のところは主にのあや依音による歌唱での楽曲カバー、マナによる音声劇、そしてそれらの動画の制作がメインな活動になってる。
楽曲カバーはのあと依音のデュエットもあるが主にはそれぞれがソロで歌っている。
一応のあが女性、依音が男性という設定だがのあが男勝りなかっこいい歌声、依音も中性的なハイトーンボイスで全体的に中性的。普段喋ってる時はのあはちゃんと女の子らしいし、依音も男の子らしい感じでギャップもある。
オリジナル楽曲もトレーラーだけ公開されてるがこれを見るにオリジナル楽曲の制作はのあが担当してる模様。
【Project A.I.D】オリジナル楽曲トレーラー「-A.I.D-」
マナの音声劇も彼女のプロ顔負けな演技力が遺憾無く発揮されててこれだけでもやってけそうな感じ。
【Project A.I.D】オリジナル声劇 #1「4/20」
とりあえず活動期間もまだ短いので謎はいろいろあるしまだ魅力も十分に伝わっては無いのだけども将来性は凄いあるなとオリジナル楽曲のトレーラーを見て楽しみにしてる。
「小山内めい」
自身で漫画も描くタレントタイプのバーチャル園児。
主に企画動画を上げてるのだが幼稚園児らしく可愛い姿を見せつつもどこかサイコパスな動画を見せててなんかクセになる。
歌も披露するがお世辞にも上手くはない。
だけどもその下手さが幼稚園児らしさを象徴しててシンガータイプのVtuberとして有名なYuNiとコラボした「お願い!シンデレラ(アイドルマスターより)」のカバーはYuNiの歌の上手さもあり、さながらうたのおねえさんと一緒に歌う幼稚園児のようでリアル過ぎて良い。
【初コラボ】お願い!シンデレラ (めい☆YuNiver.)【アイドルマスターシンデレラガールズ】
彼女のオリジナル曲もあり「Vtuber Life」という曲ではラップ調で彼女なりに等身大のVtuberへの思いを歌っていて地味に名曲。素人目線だが韻もめっちゃ上手く踏んでる。
企画動画を中心としつつ音楽でも彼女に魅了させられてるがそんな彼女が自ら描いてる漫画「バーチャル園児☆小山内めい」の単行本が先月発売された。それも読んだがVtuber好きな人ほど笑える作品だなと思った。
【漫画動画】『バーチャル園児小山内めい』音声つきコミック【第一話】
バーチャルで園児で漫画家でラップ大好きとカオスな小山内めい。ハマってしまうと抜け出せないのかもね。
「波羅ノ鬼」
ストリートライブもするバーチャルシンガー波羅ノ鬼(はらのおに)
まずバーチャルシンガーがストリートライブってどういうことってみんな思うと思う、自分も最初はそうだったけどもほんとにストリートライブしてるんだから面白い。彼女のストリートライブの様子はYouTubeで波羅ノ鬼と検索すればヒットすると思うので気になる方はそちらを参考に。
彼女はバーチャルの皮を被ってるってだけで他のストリート出身のアーティストと同じようにアーティスト志向の強いシンガーだからVtuber知らない人でも割とすんなりハマれそうな人。
彼女を知ったのは自分が1番好きなバンド、ゲスの極み乙女。のキラーチューン「キラーボール」のカバーからで、川谷絵音のように自然でかっこいい語り口調の歌い方がとてもしっくり来て一目惚れだった。
そんな彼女だが今月には超現実ライブというバーチャル空間でのライブで彼女と同じストリート出身で僕も好きなシンガーソングライターさユりの精神から生まれた中2さゆりと対バンすることになってる。(精神から生まれたってなんやねんって思うけども僕もよくわかってないです。とりあえずバーチャルさユりってことで。)
諸事情でこのライブは見れそうにないのだが楽しみではある。
彼女の目標のひとつとして武道館でのライブというのがあるが近い将来ほんとにやってそうな気もするのでとても楽しみ。
「理芽」
花譜の所属するクリエイティブレーベルKAMITSUBAKI STUDIOのバーチャルシンガー。
花譜に近しい雰囲気、ビジュアル、世界観を展開してる彼女はほんとに花譜の実の姉なのかと思ってしまうくらいに花譜寄りのシンガー。
一見ほぼ花譜じゃんと思ってもしまうけどもネイティブに近いような英語による洋楽のカバー、そして花譜よりちょっと大人な雰囲気で理芽の世界観に気づけばハマっていく。
彼女にとって初めての楽曲カバーがBillie Eilishの「bud guy」でとても衝撃を受けたのを鮮明に覚えてる。あの独特な雰囲気を崩さず歌い上げる姿は大物感が凄い。
【歌ってみた】bad guy - Billie Eilish Covered by 理芽
そして彼女の初めてのオリジナル楽曲もアップされ今僕も注目してるアーティスト笹川真生による「ユーエンミー」は彼女に合ったあと少しで大人な背伸びした少女の雰囲気で切なさが漂うお洒落な曲となっている。
理芽 #05 - ユーエンミー (Official Music Video)
花譜ファンだからとか神椿のフォロワーだからとかってのは今では関係なくただ単純に理芽という少女に魅了され今後の更なら飛躍を期待してしまっている自分がここにいる。
小山内めい以外は去年デビューしたばかりとまだまだ未知数な所はあるけども未知数故にいろいろと想像も出来るし、そんな期間に自分を魅了するのだから将来も楽しみなわけだ。
Vtuberというカルチャー自体もまだまだ発展途上なところではあるがそんな場所でクリエイティブに動いていく人達はとても魅力的で、ボカロ界から出てきて現在邦楽のヒットチャート総ナメしてる米津玄師のようにいずれはそういう人も出てくるかもしれない。
こんな記事でも1mmでもVtuberに興味示してもらえたら嬉しいですね。
また別の記事で会いましょう、森崎モーリーでした。
ベストソング2019
令和の最初の年もそろそろ終わりを迎えようとしてる今毎年恒例のベストソングのお時間です。
選考基準等について
・今回の選考曲は20曲
・なるべく1アーティストにつき1曲にするようにしてます。例外もある時はある。
・ブログの投稿日までにCD、または配信等で発売されてる。且つ、YouTubeでMVが投稿されてる曲。
・ボカロP、バーチャルアーティスト等のネット系のアーティストの楽曲は発売されるかどうかがアーティストによっては曖昧なところがあるので、それらに関してはブログの投稿日までにMVがYouTubeに投稿されてる曲も選考してます。
・曲順は毎年恒例で順位は付けずにそれっぽく順番付けてます。
今年の振り返りとかそういう話は後にしといて早速発表していきましょう。
・「火炎」女王蜂
和のテイストとEDMみたいなサビで歌わずサウンドで盛り上げる感じの熱い曲。
平成と令和、時代の変わり目にピッタリな楽曲なんじゃないかな。ボーカルのアヴちゃんの性別関係ないようなスタイルも今の時代らしいような。
2019年とにかく聴きまくったなぁってのが女王蜂。「デスコ」って曲で話題になってた頃には悪い意味でなんだ?このバンドと思ってたのだが、今聴くととてつもなくかっこいいんだなこれが。
ハマってしまうと抜け出せない、それが女王蜂。
・「スタンドバイミー」the peggies
the peggies 『スタンドバイミー』Music Video Short Ver.
2019年はとにかく女性ボーカルのアーティストばっかりにハマってたなと。そんな女性ボーカルブームが始まるきっかけのバンドの1つがthe peggies。
自分はガールズバンドを聴くことがそんなに無い。
一般的なガールズバンド特有の女の子のキラキラ感があんまり得意じゃないというか。
the peggiesにもそういう要素はあるのだが楽曲のポップさ、ふと見せるかっこよさが他のガールズバンドよりも響いて、細かいところはどうでもいいって感じ。
この曲はthe peggiesのかっこよさがほぼ全部詰まってんじゃないのかなって曲。
・「通り恋」indigo la End
indigo la End渾身のラブソング。彼らの奏でるラブソングはどれも魅力的なのだがこの曲ほど切ない曲はなかったかも。
川谷絵音の描く詩がとてつもなく綺麗でこの人ほんとにラブソング好きなんだなって改めて思った。
ほんと彼に偏見持ってる人は勿体ないなぁ…こんな曲をまともに聴けないんだから。
・「優しいあの子」スピッツ
朝ドラの主題歌となり話題になったスピッツの久しぶりのシングル。
サビがルルル~だけなのも中々面白いが、目を閉じればドラマの舞台でもある北海道の大地が見えてきそうな広大で爽快な雰囲気で聴いててとても気持ちいい。
今年はサブスク解禁もあったのでとにかくスピッツ聴きまくったなぁ。スピッツは聴けば聴くほど面白くなるからほんとに奥深い。
・「正義」ずっと真夜中でいいのに。
去年鮮烈なデビューを果たした謎多きユニットの2枚目のミニアルバムのリードナンバー。
サビの高揚感もそうだが綺麗なメロディにいろんな音が鳴ってるアレンジもとても気持ちいい。ボーカルのACAねの歌唱も相変わらずパワーがありモチベーション上げるならこの曲みたいなとこあった。
・「絶体絶命」Cö shu Nie
Cö shu Nie – 絶体絶命 (Official Video) / “約束のネバーランド” ED
東京喰種のOPで日の目を浴びジャンプの人気作「約束のネバーランド」のアニメのEDのこの曲でさらに飛躍したCö she Nie
約ネバのまさに絶体絶命な世界観に合った詩がボーカル中村未来の繊細で綺麗な歌声に乗るとまぁほんと臨場感凄い。
あとこのバンドの特徴でもあるベースがとてつもなく気持ちいい。ベース好きな人には特にたまらないと思う。
・「再会」はるまきごはん
個人的には今1番好きなボカロPはるまきごはん。彼の2作目にして最高傑作のアルバム「ネオドリームトラベラー」の後に最初にリリースされた今作。
はるまきごはんらしい幻想的で切なくも綺麗な曲がさらに進化し彼の描くMVの世界観も相まって心を震わされる素敵な作品になってる。
そして今作はミクの歌うバージョンだけじゃなくはるまきごはん本人の歌唱版もあって彼の歌唱もとてもこの世界観に合ってて気持ちいい。この作品と繋がってる「約束」という曲も最高ね。
Mrs. GREEN APPLE - インフェルノ(Inferno)
歳を重ねる度進化と勢いを増すバンドの久しぶりのアニメタイアップ。
人気漫画「ソウルイーター」の作者の最新作「炎炎ノ消防隊」のアニメのOP。
バンドとしても久しぶりにロックバンドしてるなって感じの曲でとても熱くかっこいい曲。さりげないホーンアレンジも効いててなかなかに気持ちいい。
・「紅蓮華」LiSA
LiSA 『紅蓮華』 -MUSiC CLiP YouTube EDIT ver.-
漫画、アニメ両方で2019年社会現象を巻き起こしてる「鬼滅の刃」のOP
LiSAとしては去年出したシングルの「ADAMAS」に続いてヘビーなサウンドも奏でつつ鬼滅の主人公、竈門炭治郎(かまど たんじろう)のように強くも優しいメロディ、歌詞となってる。
元々人気のあったLiSAだが鬼滅の刃の大ヒットの影響もあり紅白初出場を決めた。
・「Swinging Heart」鬼頭明里
鬼頭明里 10月16日(水)発売デビューシングル「Swinging Heart」のMV short.ver
前述の鬼滅の刃でヒロイン竈門禰豆子(かまど ねずこ)役を演じた鬼頭明里のアーティストデビュー曲。
デビュー曲らしい初々しくも勢いのあるような作品になってる。ロックテイスト強めな曲なのも好印象。
彼女の歌声が僕の好きなシンガーソングライターのさユりにちょっと似てて、むしろさユりよりいい歌声してる、歌声はね。
来年以降への期待も込めてベストソング入り。
・「original me(feat. dan reynolds of imagine dragons)」YUNGBLUD
YUNGBLUD - original me ft. dan reynolds of imagine dragons (Official Music Video)
イングランド出身のシンガーソングライターYUNGBLUDとアメリカの人気バンドImagine Dragonsのボーカル、ダン・レイノルズのコラボ作。
YUNGBLUDとダン・レイノルズの力強い歌声での歌唱は歌で殴りあってるかのような迫力がありとてつもなくかっこいい。
曲のアレンジも相まって最強にパワフル。こんなにパワフルな歌初めて聴いたからとても衝撃的だった。
・「Ludens」Bring Me The Horizon
Bring Me The Horizon - Ludens (Official Video)
イギリスの人気バンドの今年出たアルバム「amo」以降最初の新曲
元々はゴリゴリのデスコアバンドだったが年数を重ねる毎にどんどん変わっていって今ではバンドの枠に囚われないようないわゆるオルタナ系のバンドになってる。
「amo」がかなりバンド感の薄い作品だったから個人的には惜しいなって思ってたけども今作がバンドの音楽、電子音、デスコアいろんな要素があってこのバンドの総集編みたいな感じで面白く、かなり好印象。
・「そして花になる」花譜
僕の今年の音楽を語る上で欠かせない存在が花譜
日本のどこかにいる15歳のバーチャルシンガー。詳しい事は僕が記事にしたやつがあるのでそれを参考に、なるかわからないけど。
活動から一年足らずでバーチャルシンガーの中でもかなりの人気シンガーになった彼女。
そんな彼女の歌う理由やその背景、そういうものが生々しく描き出された今作。彼女を知るには持ってこいの曲だ。
アルバム「観測」を発売してついにアーティストデビューを迎えた彼女の今後がとても楽しみ。
・「死ぬとき死ねばいい」カンザキイオリ
前述の花譜の全ての楽曲を制作してるカンザキイオリの新曲
花譜のアルバム「観測」のリリースで一段落したタイミングでリリースされた今作はこれまでの彼らしく生死について生々しくも詩的でもあるような歌い回し。重い過去を背負う彼だからこそ紡ぎ出せる言葉にのるアレンジがレーベルに所属したからかかなり本格的になっててスケールの大きな出来になってる。
今作は彼が過去に出した「あの夏が飽和する」という曲の続編みたいな曲なのだがその曲のセルフライナーノーツを読んで聴くとかなりこの世界観に入り込めると思うのでそちらも良ければ。
・「Life is tasty!」燦鳥ノム
花譜から始まった個人的なバーチャルシンガーへの興味がブームへと広がっていくきっかけになったのが燦鳥(さんとり)ノム。名前の通り飲料水等で有名なサントリーの公式V-Tuber
バリバリの企業案件ではあるのだがゴリゴリにサントリーの商品宣伝してるわけでもなくゲーム実況やミュージックビデオの中でさり気なく宣伝してる。
彼女の歌声はとてもおおらかで優しい雰囲気で正直言ってめちゃくちゃ歌上手い。そんな彼女の歌声を活かしたのは楽曲、小説、アニメ等マルチに展開してるカゲロウプロジェクトで有名なじん。僕も彼の作品に影響受けてる1人だが彼のポップセンスが遺憾なく発揮されててとても気持ちのいい曲になってる。
・「T.A.O.」洛天依(ルォテンイ)
洛天依(Luo Tianyi)/ T.A.O. -music video-
こちらも前述のじんが楽曲提供した曲だ。この曲は中国語ボーカロイド歌手の洛天依(ルォテンイ)の日本デビュー曲として描かれた。
よく中国四千年の歴史とかいうのを聞いたりするけどまさに歴史を感じる広大かつ川の流れのようにゆるやかで綺麗な曲。一応ボーカロイドの彼女だがとても綺麗に歌唱調教されててサビの歌唱にはとにかく感動した。
やっぱり今年も凄いもの見せてくれたKing Gnu
この曲はスタジアム映えしそうなとてもスケールの大きな曲。彼らも多分それを意識し自分らもいずれはスタジアムライブを、と言わんばかりの出来。
今年1番の盛り上がりを見せたラグビーワールドカップでもスタジアムで流されたりとKing Gnuの思惑通りとなっている。
同じく今年リリースされた「白日」のヒットもあり初めての紅白出場を決めた。
・「馬と鹿」米津玄師
間違いなく今1番勢いと実力のあるアーティスト米津玄師。こちらもラグビーを題材としたドラマの主題歌に起用されたのもあり今年のラグビーブームを共に盛り上げたナンバー。
彼にしては珍しいスポーツを題材とした曲。Lemonにパプリカと大ヒット曲をリリースした後にどんなアルバム出すんだろうかと来年以降とても楽しみだ。
・「夜に駆ける」YOASOBI
YOASOBI「夜に駆ける」 Official Music Video
ボカロPのAyaseとシンガーソングライター幾田りらとしても活動するikuraの2人によるユニットの最初のナンバー。monogatary.comというサイトで実施されていた「モノコン2019」内の「ソニーミュージック賞」で大賞に輝いた物語を楽曲化するために結成されたユニットで今回の「夜に駆ける」は「タナトスの誘惑(星野舞夜 著)」を原作としてる。
こちらの物語を読んで聴くと更に楽しめるので良ければ是非。
原作の内容と反比例するようにどこか幸せでポップなテイストになってる。なかなかこういう感性はないなと驚いてどっぷりハマってしまった。
・「Touch off」UVERworld
UVERworld 『Touch off』Short Ver.
先日僕も行ってきたバンドとしての目標でもあった東京ドームでの男祭り(男性限定ライブ)を見事に成功させUVERworldとしての第2章を始めようとしてる彼ら。
今作は大人気コミック「約束のネバーランド」のアニメのOPとなっている。鬼という化け物の住まう世界からの脱獄を描いた原作に沿ったフレーズが目立つし何よりライブ映えする、絶対に盛り上がる。
曲の最後にボーカルのTAKUYA∞の熱苦しいほどに熱い語りがあり(本来はこの語りは無かった模様)彼らとしても珍しいナンバーになってる。
今年リリースされた彼らの最高傑作アルバム「UNSER」の曲はどれもそうだが電子音のアレンジが絶妙なバランスで散りばめられてて長年彼らが描こうとしてた作風がやっと形になってきた感じ。
新しい時代に足跡をつけた彼らの第2章がとても楽しみだ。
というわけで今年のベストソングはこんな感じになりました。
他にも選びたい曲はいろいろあったんですけど最終的にはこの20曲に落ち着きました。
僕の今年の傾向としては女性ボーカルのアーティストの曲を聴く時間が多かったなと。ベストソングに限っても去年が20組中5組に対して今年が20組中9組とおよそ半数占めてる。
あとアニメタイアップも多いね、アニメヲタクだわ。
来年はどんなアーティストと、どんな曲と出会えるかな?今年と同じようになるかもだし全然違う感じになるかもだし、とにもかくにも楽しみですね。
あくまで自己満足なブログなんで低クオリティですけど気になった曲を聴いてみてもらえたら嬉しいです。
読んでくれたみなさんのベストソングも気になりますね。
2020年も素敵な曲たちに沢山出会える事を願ってます。
Twitterで書ききれない声優とアニメのちょっとした話
最近、声優を意識してアニメを見ることが多くなった。
例えば阿澄佳奈(ヤマノススメ:倉上ひなた/のんのんびより:越谷小鞠 等)や東山奈央(ゆるキャン△:志摩リン/ヤマノススメ:黒崎ほのか 等)が出てるアニメはハマる確率が高い。つまりヤマノススメは最強。
阿澄佳奈は特にだけどもその声優ならではの声、演技が特徴的。つまり個性のある声優、個性型の声優は耳に残りやすいよね。
まぁ悠木碧みたいにいろんな声、演技を使いこなす万能型の声優もそれはそれで良かったりするけども1発でこの声はあの声優だなって気づけるのって大きいよな。
僕が推してる尾崎由香も個性型の声優だからそういうとこからの影響かもね。彼女の存在は大きい。
Twitterとかでも度々話してるかと思うけども僕が初めてアニメにおいて声優を意識するようになったきっかけの声優がその尾崎由香だ。そして唯一ファンだと大きな声で今言える声優でもある。
彼女が名を馳せるきっかけになった作品が社会現象にもなった「けものフレンズ」だ。僕もソレから彼女に惹かれ、そしてファンになった。
けものフレンズで演じたサーバルのように天真爛漫で太陽のように明るいキャラクターがとにかく似合う彼女。
僕自身とてつもない日陰者だからそういう存在はあんまり得意な方ではないとは思うのだが、彼女はほんとに丁度いい塩梅の明るさだったから僕には合った。
そんな彼女だが今はだいぶ地上波アニメからはご無沙汰な状況。
けものフレンズ2が前期とは逆の意味で社会現象を起こし完全にアニメ界の黒歴史となったのも少なからずとも影響してるのだろうが個人的には中々に心配。
彼女としては声優以外の仕事にも興味は持っているからまた別のところで活躍を求めるかもしれないが僕としてはやはりアニメでまた彼女の活躍を見たい。
彼女は僕にアニメの良さを再発見させたり、声優を意識するきっかけを作ったり、声優のアーティスト業への興味も彼女からだし…とにかくいろんなことで影響を受けてるわけだからやっぱりアニメに拘りたいわけさ。
推しの話なので中々に重たいね。なんかすみません。
そして今急激にアニメ界でも僕の中でもキてるのが鬼頭明里だ。
2019年を代表する作品「鬼滅の刃」のヒロイン竈門禰豆子を演じ注目を集め始めてる彼女。
竈門禰豆子という喋れずに「んー」とか「うー」みたいな唸り声を発するだけのキャラは一見簡単そうに見えるけども喋れない故に難しい役だったと思う。
そこで惹かれてしまうものだから普通のキャラだとどうなるのかと気になり、「私に天使が舞い降りた!」を見たのだが彼女の演じるノアちゃんがまぁ可愛いこと。
鬼滅の刃以前にも「僕だけがいない街」や「SSSS.GRIDMAN」でも彼女の演じるキャラには触れててハマるのは前から決まってたのかと思ってしまう。
そして来年出演が決まってるアニメ3作品全てで主役やヒロインなのが中々に衝撃的、どんだけ勢いあるんやって。一応3作品とも見てみるつもり。
鬼頭明里の話でもちょっと触れたが「私に天使が舞い降りた!」がまぁ中々に良い作品で。
極度の人見知りの主人公星野みやこ(cv:上田麗奈)が小学生の妹のひなた(cv:長江里加)が家に連れてきたクラスメイト白咲花(cv:指出毬亜)に一目惚れし、花と仲良くなろうといろんなことをしていく百合コメディ
百合といってもガチガチじゃなくゆるい感じで女子小学生たちの可愛い日常を見れるロリコン殺しな作品である。
ひなた、花ちゃんに加え鬼頭明里演じる姫坂乃愛ことノアちゃんのトリオが特にカワイイです。
長江里加演じるひなたが個人的には特に好きで。作中で頻繁に使われる彼女の「みゃー姉(姉のみやこの呼び名)」というセリフにはかなり癒される。
上田麗奈の演技も秀逸でカワイイトリオの可愛さをより際立たせる高ポジションだ。
SSSS.GRIDMANの新条アカネとはまた違うが根暗ヲタクキャラをやらせたらなかなか適わないな、上田麗奈には。
原作の方も最近中古全巻セットを駿河屋で注文したのでそれも楽しみだし、あわよくば2期もやって欲しいな。
2019年ももう最後の月で今年はとにかく(個人的には)沢山のアニメ見てきたなと。
見た作品を上げていくと
・ケムリクサ
・けものフレンズ2(途中で視聴断念)
・鬼滅の刃
・ヤマノススメ(1期~3期)
・私に天使が舞い降りた!
・僕のヒーローアカデミア(4期 視聴中)
・のんのんびより(1期、2期 視聴中)
他のアニメ好きに比べたら全然少ないけども質はとにかく高い作品ばかりだったなと。
12作品中7作品は原作漫画も視聴後集めてて、その影響で去年買ったばかりの本棚ももう空きが無くなりそうです…w
電子書籍で買えばいいんだろうけども中古で集めた方が圧倒的に安く済むので仕方ない。
来年はどんくらいアニメ見てどんくらい原作漫画集めるんだろうな、なんか怖いなw
そして来年も素敵な声優に1人でも多く出会いたいな。
いつものブログとは違うTwitterの延長戦上、軽く日記みたいな感じになったけどどうなのかな。ベストソングに向けてのリハビリ的な感じもある。
次はベストソングの記事で会いましょう。
花譜についてのちょっとした思い。
バーチャルシンガーってご存知ですか?
二次元のキャラクターに生身の人間の声や動きを宿した存在。アニメのキャラクターがもっと自由になった感じと言ったらわかりやすいのかな?(多分どのみち分かりづらい)
バーチャルシンガーと一言で言ってもいろいろとタイプがあって、YouTuberみたいな感じに動画投稿しつつ歌も歌う人だったり、歌に特化した人だったり。
今回触れる「花譜」というバーチャルシンガーは後者だ。
花譜に出会う前はバーチャルシンガーなんて全く聴いてなかったし知ってるにしてもキズナアイくらいかなって感じだった。
何故、そんなバーチャルシンガーに興味も特になかった自分が彼女に魅了されたのか。
理由はいろいろとあるんだけども大きく3つ程書いていこうか。
1. 天性の少女性
彼女の特徴の一つ、どこにでも居そうな少女性。どこにでも居そうなと簡単に言ってもこれが逆に難しいと思う。普通って普通には出来ないと僕は思う。
精神的なところだったり可愛いのさじ加減だったり。紛うことなき彼女は等身大の15歳の少女だった。
彼女はバーチャルシンガーの中では珍しくキャラクターを演じてない、まさに等身大だね。
下積みも特に無かった彼女をこのプロジェクトの運営が奇跡的に見つけたのもあるのか、余計に彼女の純粋な濃度の高い少女性がこの世界に
抽出されたのかな。もちろん彼女自身の才能もあるんだけどさ。
いろんなモノがSNSなんかで簡単に世の中に出てくる現代だからこそ「花譜」は産まれた。だからこそ僕は彼女に出会えた。
2. 歌について
彼女の歌声は独特な雰囲気を持ってると思う。歌声は普通に良いし、可愛いんだけどもどこか不安定で不規則で未完成な感じ。
でも完成されてないからこそ彼女の歌声には可能性を感じるし、どこか欠けているからこそ惹かれるのだと思う。
そんな彼女の曲は全部1人のアーティストが今のところは作ってる。
「カンザキイオリ」ボカロPとして代表曲「命に嫌われている」を持つ若いアーティスト。
僕はボカロ系のアーティストはよく聴いてて彼の曲ももちろん聴いたことはあったんだけども第一印象は劣化版amazarashi
正直そこまで惹かれては無かった。
日々の生活の苦しみや悲しみや怒りそんなものをぶつけてくるようなそんなアーティストなのだが、その印象もあって花譜の楽曲提供をカンザキイオリが担当してるのを知った時は「え?ほんとにこの人?」って正直思った。
出会いとは不思議なもので花譜に出会ってからは彼の曲の印象も受け取り方も変わったし音楽って難しいものだなと心から思った。
3. 支える人達
彼女の運営が所々で彼女への思いを赤裸々に語っていたりするのだが。この記事を見てもらえると手っ取り早いね。
ここまで公に語れる運営もなかなか無いよね。
この運営の他にもカンザキイオリ含めたいろいろなクリエイターの思いがそれぞれ熱くて、このプロジェクトの熱量が唯一無二なところにあるなと思いそういう面でも魅力的だ。
他にもいろいろと語ろうと思えば語れるんだが今回出た「観測」というアルバムを聴いてからいち早く何か思いを言葉にしたいなと思い今回殴り書きみたいな感じでブログを書いた。だからいつも以上にいろいろと至らないクソ記事だと思います。
彼女の魅力はとてつもないし、何か大きなものを動かす可能性を持っていると僕は勝手に思ってる。「観測」以降どんな彼女を見れるのか、アルバムの特典の「御伽噺」のような女優「花譜」も見れていくのかもだし、今まで通り等身大な少女の姿、それらとは全く違ったものも見れるのかも。
これからいろんなことがあるだろうけども不可解で未完成な彼女の今後が明るいものであることをどこにでも居そうないち観測者が祈っています。
ベストソング2019 上半期篇
平成の終わり、令和の始まり。
そんなこともあってか出会いも別れも多かったような半年だった。
音楽に関してもそういうのは多かったと思う。出会いの方が多いけども。
前置きはこれくらいにしておいて、今年もベストソング上半期の季節がやってきました。
去年は自分は15曲でやったんですが今年も15曲でいこうかなと。自分的には上半期はこれくらいが丁度いいかなと。
今年は割と豊作だったんですけどもそこは変えずに。
選考基準を詳しく言うと
・選考曲は15曲
・ブログの投稿日までにCD、または配信等で発売されてる。且つ、YouTubeでMVが投稿されてる曲。
・ボカロPやバーチャルアーティスト等のネット系のアーティストの楽曲は発売されるかどうかがアーティストによっては曖昧なところがあるのでブログの投稿日までにMVがYouTubeに投稿されてる曲のみ。
・曲順は毎年恒例で順位は付けずにそれっぽく順番付けてます。
それではやっていきましょうか
1. 「スタンドバイミー」the peggies
個人的に女性ボーカルのバンドでハマったバンドは結構あったんだけどガールズバンドでハマるバンドはほんとに少なかった。
そんな中での去年末「君のせい」という曲で心を揺さぶられたthe peggiesの今年の意欲作。
「君のせい」と真反対なシリアスな雰囲気でクールなナンバー。夜に聴きたくなる感じだね、とにかくカッコいいわ。
the peggiesに関してはもっと語りたいんだけどもそれはなんかの機会に記事にしようかな?
2. 「白日」King Gnu
2019のバンドシーン、いや音楽シーンを語るとすると絶対に外せないのがKing Gnu
「Player X」「The hole」の流れをえて生まれたミディアムバラード。迷い悩みながら生きてく中でのやりきれない感情を叫び歌うようなそんな雰囲気。
3. 「群青インフィニティ」東山奈央
声優として活躍する東山奈央自身で作詞作曲をしたアルバムタイトルナンバー。
彼女らしく明るく可愛いながらも美しいそんな感じ。彼女自身が作詞作曲したからか彼女の意欲とか伝えたいものが抜群に伝わってくる。
"アーティスト"東山奈央の凄さを見た。
4. 「shadowgraph」MYTH&ROID
多くのアニソンを手掛けるTom-H@ckを中心に活動するユニットによるミディアムナンバー。
冷たくて少しホラーチックな中で切り裂くようなバイオリンの音色とボーカルKIHOWの氷のような歌声がとても雰囲気を醸し出しててとてもクールです。
前作「VORACITY」からの流れもあり2017年からボーカル担当してるKIHOWの実力を決定づけたようなそんな感じ。
5. 「カワキヲアメク」美波
満を持してメジャーデビューした彼女のデビュー作。インディーズ時代の「ライラック」を聴いた時から期待してたもの以上のものがデビュー作で出たと思う。彼女特有の殴るように歌うさまとエモーショナルな雰囲気が合ってほんと素敵な曲が出来たなと。
6. 「フォーピース」2
俳優としても活動する古舘佑太郎を中心に結成されたバンド2の初めてのシングル曲。
それぞれ紆余曲折を経て2のメンバーになった4人のストイックな魂の叫びが聴こえてくるようでとてもカッコいいです。
"バンド"もまだまだ捨てたもんじゃないなといろんな人に思わせてくれるんじゃないのだろうか。
7. 「Face My Fears」宇多田ヒカル
世界的なエレクトロミュージシャンSkrillexと共作した今までの宇多田ヒカルのイメージとはまた違った曲。シンプルに盛り上がることも出来るし聴き入る事も出来るようなダンスミュージックかな。
今年はゲーム実況者のジャック・オ・蘭たんの「キングダムハーツ」シリーズの実況を見始めた影響もあって宇多田ヒカルにハマっていったけども、その宇多田ヒカルブームを決定づけた曲でもあるね。
8. 「SLEEPWALK」ヒトリエ
ヒトリエとして最新の、そしてバンドのフロントマンのwowakaさんの遺作となってしまった「HOWLS」からヒトリエらしいクールなナンバー。夢を描いた曲って昔から何かとハマっててこれもそれに当たるね。
残念なことにボカロPとしても活躍したフロントマンのwowakaさんは今年4月に若くして亡くなってしまったのだが、ヒトリエはまだ続いていくみたいなのでこれからもまだまだ彼らの音楽を楽しみにしてる。
同じように若くしてフロントマンが亡くなってその後も活動を続けたフジファブリックっていういい例もあるからそれにならうように頑張って欲しい。
9. 「絶対絶命」Co shu Nie
大人気マンガ「約束のネバーランド」のアニメのEDテーマ
作中のスリリングなイメージにピッタリなナンバーでボーカルの突き刺すような歌も重く響いてるベースもとても最高だね。
今年から漫画「約束のネバーランド」にハマった影響もあって彼女達にハマるのも時間の問題だったね。絶望的な世界観の中にある僅かな光っていうそんな雰囲気がこのバンドにもある。
10. 「Last Haze」Ghost like girlfriend
シンガーソングライター岡林健勝によるソロプロジェクトGhost like girlfriendの1stフルアルバムのオープニングナンバー
幻想的な雰囲気からどんどんもやが晴れてくような展開で彼の歌唱力のあるボーカルもあってとても気持ちいい曲。
歌詞もサビのとことか特に好きだな。
11. 「火炎」女王蜂
女王蜂の今までのイメージとはまた違う和風のダンスナンバー。ボーカルのアヴちゃんの高音やサビ(メインの間奏部分)のギターもとてもクール。
数年前に女王蜂の曲聴いた時はこんなにハマると思ってなかったが今年は彼女たちについての記事も投稿するくらいにはガンガン聴きまくってるね。ほんとにカッコいいバンドです。
12. 「雛鳥」花譜
15歳のバーチャルシンガーによる卒業ソング。ボカロPカンザキイオリが手掛けたこの曲に彼女の少女らしさや透明で澄み切った歌声がのりとてもいい雰囲気が出てる。
近年驚異的なスピードで増えているバーチャルアーティスト。そんな中でも僕の目に止まったのはどこにでも居る、どこにも居ない15歳のシンガーだった。
彼女の歌声はもちろん、衣装やキャラデザインしてるクリエイターが好きな女性シンガーソングライターのさユりの衣装デザインしてる人と一緒っていう偶然な繋がりもあってどっぷりハマったね。
まだ若い彼女がこれからどんなものを生んで成長していくかとても楽しみだ。
13. 「正義」ずっと真夜中でいいのに。
曲を聴いた時に一目惚れみたいなことって何回かあると思うけども特に衝撃的な出会いだったこの曲。
去年突如現れた謎多き音楽ユニットの2ndミニアルバムからサビに持ってくるまでサビの開放感といいいろいろと気持ちいい曲。
一見明るめの曲に見えるけど歌ってることは案外重かったりしてボーカルのACAねらしさが存分に出てるような曲だと思う。
このユニットに奇跡的に最初から出会って聴いてこれたことを改めて幸運だったと心から思う。
米津玄師との最高のコラボから約1年半、再びこの2人が組むことになった。
曲はどシンプルにいいラブソング。シンプルすぎて逆にびっくりするくらい。
だけども2人の個性も存分に出てるしほんとこの2人組ませたら最強だなと改めて思わされたな。
15. 「海の幽霊」米津玄師
「Lemon」の大ヒットからの紅白出場。そんな流れから初めて出された曲だがこれまたえげつないのもってきたなと。
映画「海獣の子供」の主題歌として書き下ろされた今作。映画のイメージ(映画本編まだ見れてないからPVとかそういうとこでのイメージ)とマッチングしてるようなそんな曲な気がする。
まるで海が歌ってるかのような、海の鳴き声のような、そんな例え方したくなるくらい海に寄り添ってるというか。オーケストラのアレンジもあってより壮大に聴こえ「海は広いし大きいんだな」と誰もが改めて思わされるんじゃないかな、この曲聴いたら。
結局今年も米津玄師に1本取られたなと心からそう思った。
今年の上半期は序盤に女性ボーカル、アーティストにハマりまくった影響もあってそういうアーティストが多く入ってきたね。(ボーカルに限ると15曲中 男性6 女性8 アヴちゃん1)
上半期が割と豊作だったから下半期どうなっていくか楽しみですね。それではまた。
デジモンアドベンチャーtri.を全て見終わってからのちょっとした感想。
「デジモンアドベンチャー」1999年放送開始
当時の子供たちはもちろん僕みたいなちょっとドンピシャの世代とは違う世代の子供たちにも、大人になった元子供たちにも夢とか勇気とかいろんなものを与えてくれた素敵なアニメ作品。
そして、後に広がっていくデジモンシリーズの始まりの作品。
一応、デジモンアドベンチャーの物語をざっくりと紹介すると。
[主人公の八神太一含めた7人の小学生がひょんな事から現実世界からデジタルワールドという仮想世界に飛ばされてしまう。
そんな世界で謎の生命体デジタルモンスターと出会いそのデジモンと各々パートナーになる子供たち。途中その世界の謎の老人(?)からは選ばれし子供たちと呼ばれたりもして、謎の多いデジタルワールドから現実世界へ行く方法を探りつつ自分たちが何故選ばれし子供たちなのかも探っていく話。]
僕もそんな作品、シリーズのファンで続編の02や同じデジモンシリーズでドンピシャ世代だったセイバーズも見てたし、ゲームの方だとデジモンストーリーシリーズなんかも楽しんで来ました。
そしてデジモンアドベンチャーが放送されて15年が経った2014年アドベンチャーシリーズの続編となる新シリーズ「デジモンアドベンチャーtri.」の制作が発表されその時は非常に楽しみにしてた。
しかし選ばれし子供たち側の声優がまるっきり代わるってのが受け入れられずになかなか見れずにいた。実際作品自体の評価もそこまでいい反応があまり見れなかったのもあって余計に手が出なかった。
そこから5年経った今年、やっと見てみようかなと思えて来て全6章あるtri.を少しずつ見始めた。
そしてつい先日最後の6章を見終わり今回のブログでなるべくネタバレしない程度に思ったことを書いていこうかなと。
「デジモンアドベンチャーtri.」全6章2015年から2018年まで順次公開開始
1999年小学生だった選ばれし子供たちの6年後彼らがそれぞれ高校生、中学生となった2005年に起きた物語を描いてる作品。2005年なんでガラケーがバリバリ使われてたりそういうとこでも時代を感じれるようになってた。
ストーリーにはそこまで詳しくは触れないのでまず懸念点だった選ばれし子供たち側の声優変更から。
・選ばれし子供たち側の声優変更について
単刀直入に言うと良かったし合ってました。
変わった声優達も全然その選ばれし子供たちのイメージと合ってる演技してた。
八神太一役の花江夏樹なんかは僕個人的なイメージだと選ばれし子供たちの中だと1番合わないんじゃないかと思ってたけども声優ってすげぇなと改めて思わされました。
その他の声優達も概ねイメージが合ってたと個人的には思いましたね。
・新キャラ「望月芽心」、新パートナーデジモン「メイクーモン」について
今作はとにかくこの1組に振り回される話。
このパートナーの成長とか葛藤とかがいろいろと大きく関わってくるんだが、基本的にはどの人とデジモンのパートナーもいい雰囲気なんで普段の時のパートナーとしてはとてもほんわかするし可愛い1組だったね。
・究極体への進化や進化シーンついて
デジモンの特徴の1つとして細かく進化していくというのがあるんだけども。(幼年期1→幼年期2→成長期→成熟期→完全体→究極体。その他にも特別な進化としてジョグレス進化やアーマー進化などある。)
デジモンアドベンチャーの本編だとパートナーデジモンは今までアグモンとガブモンだけが究極体まで進化してたけども今作では全員が究極体まで進化する。究極体へ初めて進化するまでのプロセスも各々でいろいろと違うけども終盤になるにつれて尺の都合なのかなんか軽くなってる感じがしてそこは物足りなかったかな。
子供の頃はそこまで気にしてなかったがデジモンシリーズのお約束的なしつこい進化シーンを今作でどう扱うかなと思ったけども一斉に多くのデジモンが進化する時なんかは画面分割して一斉に進化シーン見せててそういうとこは良いなと思った。
・物語の終わらせ方について
ここが特にこの作品の賛否両論別れてる原因のところだと思う。
細かいネタバレはしないけどもざっくり言えば"犠牲の上での"ハッピーエンド。
選ばれし子供たちが高校生や中学生といった思春期、大人になる少し手前の時期ということもあってそういう時期の少年少女らしい悩みとか葛藤とかそういうのも描いている作品でそういう心の描写も物語の終わりに関わってくる。
その結果"犠牲の上での"ハッピーエンドを選ばれし子供たちが選択することになるのだが、まぁこれ自体はそんなに問題ないとは思うけども、とにかく説明とか言葉とかいろいろと足りなかったかなと思う。
見てる側からするとなんかいろいろと起こってなんか終わってたって感じ。個人的には不完全燃焼な感じ。
デジモンアドベンチャーtri.僕個人としては全体的には悪くはなかったけども所々詰めが甘く感じたし、まだまだ回収出来てない伏線がいろいろとあると思うからここらへんは来年公開予定の新作劇場版で期待するところかな。
デジモンアドベンチャーは物語とかキャラクターとか音楽とかいろいろと僕の人生にとってかけがえのないものだしだからこそ続編作るなら作るでしっかりとしたものを作って欲しい。だからこそこういうブログも書きたくなったわけで。
作中の選ばれし子供たちのように画面の向こうから見てる僕らあの頃の子供たちも大人になって見えるものも違ってきたし悩みや葛藤も多い。
そんな僕達の夢や勇気や希望とかそんな存在でいつまでもい続けて欲しいなとデジモンアドベンチャーにはそう思うし、続編がどうなるか楽しみなような不安なようなそんなところです。