森崎モーリーのだまらっしゃい

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ベストソング2020 上半期

 

ついに東京オリンピックか、楽しみだな~。と思ってたのも束の間、未知のウイルスにより侵される当たり前だった日常。

楽家もその関係者も現在進行形で頭を悩まされ続け暗いニュースの目立つ2020年上半期。

 

それでも音楽は鳴らされ続け僕らはそれを噛み締めてた。

 

 

さて、妙に詩臭い前置きは置いといてそんな音楽の中から今年もマイベストソングを15曲選んで来たんで紹介しようと思います。

 

選定基準としては今年に入ってからCDや配信でリリースされてる楽曲のみ。

まぁ去年先行配信されてて今年に入ってシングルリリースみたいなパターンもあるけどもこれは良しにしとく…(ガバガバルール)

あとなるべくMVがある曲から選んでます。無いのもあるけど。

 

あとこれもいつもの事ですけども僕のベストソングに関しては順位付けはせずそれっぽい順番で紹介していく感じですね。

たまに順位だと間違えてる人もいたりするんですがそこはほんとすみません。自分的にこれが1番やりやすいんで。

 

さぁそれじゃあ紹介して行きましょうか。

 

 

・永遠の不在証明 / 東京事変

閏年、そして東京オリンピックも開かれるはずだった2020年の初めに再始動が発表された伝説的なバンドがリリースした「ニュース」の収録曲。

スタイリッシュで物語感の強いナンバーは想像力をかきたてられる。

演奏隊それぞれのパートも相変わらずめちゃくちゃお洒落でそこに椎名林檎の歌声がのれば最強に。

コナンファンって訳じゃないけどタイアップ先のコナンの映画も見たくなってくるね。まぁ公開延期されたのだけども。

 

 

・Black Catcher / ビッケブランカ

ジャンプの人気作「ブラッククローバー」のアニメの第10クール目のOPテーマ。

 

今作はブラッククローバーの中でもかなり重要な局面の時のOPということもありとても印象に残ってる。

バンドとピアノの音色と彼の高い歌声がクールに響くピアノロックナンバー。前回彼がブラッククローバーのOPとして提供してた「Black Rover」よりかはビッケブランカらしさも残っている感じ。

ブラッククローバー=ビッケブランカ と決定付けた曲だと思う。

 

 

・あの夢をなぞって / YOASOBI

上半期というかここ最近テレビに出突っ張りな2人組ユニットの2作目。彼らの曲は全部そうだが無料で読める短編小説とセットに展開される曲なのでそちらも読むとより曲の世界に浸れる。

花火というテーマを中心に不思議な能力を持った2人の学生の恋を描く今作。単純に夏ソングとしても優秀だしボーカルikuraのハッキリとした歌声が小説を読み上げるが如くに脳内に入り込んできて楽曲の世界を楽しむことが出来る。

 

 

・Fly with me / millennium parade

King Gnuの常田大希のソロプロジェクトによる強力な1作。

プロジェクト名のmillennium paradeをまさに表現してるようなどんちゃん騒ぎな感じのナンバーにはハートを揺さぶられ共に彼らとパレードしたくなるような。

常田大希ってほんと凄いなと再認識。

 

 

・夜空 / 鈴木みのり

声優鈴木みのりによるアニメ「恋する小惑星」EDテーマ

彼女の歌声を最大限に生かすミディアムナンバーはとてもキラキラした星空のようで、宇宙に魅了されたアニメの登場人物たちのようにワクワクとかドキドキだったりいろんな感情が見えてくる。

 

 

・あまい夢 / 上田麗奈

彼女にとって久しぶりのアーティスト活動でのリリースとなったアルバム「Empathy」より。

元々声優としての彼女の演技にはずっと魅了され続けてきたのだけども音楽活動は正直今作リリースする直前までやってたとは知らなかった。

あまい彼女の歌声が幻想的で洒落たナンバーに響いててふわふわした気持ちになってくる。

とりあえずMVは絶対見てください。癒しです。

 

 

・何なんw / 藤井風

今年を代表するアーティストと言ってもいいくらいな人だと思う。

こんなにもお洒落なナンバーなのにこの曲名だったり堂々と岡山弁使ってる辺りがめちゃくちゃ斬新よね。彼の歌声も何とも言えないくらいに良いな。

 

藤井風から1曲ベストソングに入れるのは結構前から決まってたのだけども他にも「もうええわ」とか「優しさ」とかだったりリリースする曲が皆良いからめちゃくちゃ迷った。

結果的には彼を一躍時の人にしたきっかけの「何なんw」を選びました。

 

 

・スターマーカー / KANA-BOON

僕が1番大好きな漫画「僕のヒーローアカデミア」のアニメ4期の2クール目のOP

詳しく言いすぎても長くなるので手短に説明するがヒーローが当たり前の世界でヒーローを目指しヒーロー育成学校に通ってる主人公たちが物語の中で敵との大きな戦いを終えた後、そこで救出した「壊理」という少女に心から笑顔になってもらいたくて文化祭に招待してその文化祭を成功させようと奮闘する話でのOPだ。

 

そんなストーリーに忠実なテーマの楽曲をこれまでもアニソンを多く手がけてきたKANA-BOONフジファブリック金澤ダイスケをアレンジに迎えて作り上げた。

ほんとにヒロアカ好きな人にほど響く楽曲ですね。まぁそれ以外の人にも普通に響くポップでロックなナンバーですよ。

KANA-BOONの新たな可能性も感じた今年1番大好きな曲です。

 

 

・SEA HORIZON / 海野高校ていぼう部

アニメ「放課後ていぼう日誌」の主人公の陽渚たちが所属するていぼう部の4人によるOPテーマ。

 

釣りなどを中心に女の子達がキャッキャウフフと過ごしてく日常系アニメなので海をテーマにしたこの曲はTHE 海って感じの広く綺麗で青春な感じの曲。

 

とにかくメロディがめちゃくちゃに好きですこの曲は。

 

 

・秘密 / はるまきごはん

過去にリリースした「再会」「約束」と世界観が共通してる今作もボーカロイド(初音ミク)歌唱バージョンと本人歌唱バージョンがある。

前回の2作と比べると曲やアレンジのギミックがほんとに多いしコロコロ変わる展開はとてもワクワクな感じだ。

 

歌詞もとても彼らしく可愛げのある感じで耳に残る。

スタジオごはんによるアニメMVも今作もとても力が入っており見入ってしまう。

 

 

・umbrella / SEKAI NO OWARI

傘目線で歌われた歌詞が印象的なセカオワの新曲。

エモーショナルなミディアムナンバーで彼らが過去にリリースした同じく雨がテーマの「RAIN」とは違いとても寂しげな雰囲気だ。

あとFukaseの歌声が最大限に生かされてるような楽曲でとても心地よい。

 

今年リリースされた「Dropout」含め今後のセカオワもとても楽しみになってくる。

 

 

・CITY / 降幡愛

人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の黒澤ルビィ役で有名な彼女のソロデビュー作からの先行配信リリース曲。

 

本間昭光プロデュースによる80'sシティーポップサウンドの今作は黒澤ルビィとしてのキュートな彼女とは打って変わって艶っぽい大人な雰囲気の歌声で歌われてる。ここで声優って凄いんだなと改めて思う、全然イメージ違うからね。

 

まだ先行配信なのでこれから出る彼女のデビュー作がとても楽しみになってくる。

 

 

・OTAHEN アンセム / 夢見りあむ(CV:星希成奏)

人気ソシャゲシリーズ「アイドルマスターシンデレラガールズ」よりデレマス(略称)1の炎上クイーン、アイドルヲタクアイドル夢見りあむのソロ曲。そして自分がデレマス好きになるきっかけの曲でもある。

 

この曲はとにかく何でもあり。

 

まず印象的なイントロが僕が上半期で1番ハマったアーティスト平沢進のバンドP-MODELサウンドによく似ているのだ。

平沢進というのもステルスメジャーと呼ばれネット界隈ではとても有名なアーティストで「今日はヲタク君大好物を持ってきたよー!」という冒頭の台詞も納得いく。

 

そして曲中何度か繰り返されるヲタクによるコール(タイガーファイヤー的なやつ)や有名クラシックに乗せた歌唱パート。

1番の特徴でもあるのがサビのメロディでデレマスの代表曲「お願い!シンデレラ」をオマージュしてて歌詞が「お願いタヒんでくれ(死んでくれ)」というのだ。

この歌詞は現実世界でもかなり炎上した部分だ。(一応説明するけどこの部分のタヒんでくれは彼女が彼女自身に向けた言葉である。)

 

他にもいろんなギミックのある曲だがまぁ案の定というかかなり好みが分かれる曲だ。俺は好きだけど。

 

 

・あらかねの器 / 藤原肇(CV:鈴木みのり)

こちらもデレマスより藤原肇のソロ曲。

 

作編曲を担当した椎名豪は今年連載終了した人気作「鬼滅の刃」のアニメの劇伴を梶浦由記と共に担当したりしてる。過去にもデレマスに壮大なストリングスアレンジの楽曲を提供してきた彼だが今作は鬼滅の刃の劇伴に近いような作風でとてもダイナミックな和風サウンドだ。

 

普通のボーカリストならその作風の圧に負けてしまいそうな程の圧があるのだが鈴木みのりは違った。

これを見事に歌いこなしとてつもない迫力の作品に仕上がってる。

 

 

・ミラーボール・ラブ / 宮本フレデリカ(CV:高野麻美)棟方愛海(CV:藤本彩花)及川雫(CV:のぐちゆり)荒木比奈(CV:田辺留依)姫川友紀(CV:杜野まこ)

なんかしつこい感じですけど最後もデレマスからです…w

 

去年の11月に開催されたデレマスのリアルライブ 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Funky Dancing! @NAGOYA DOME」のために制作された楽曲。

 

作編曲はダンスをコンセプトにしたナゴヤドーム公演に合わせアイドルマスターシリーズでもお洒落なダンスナンバーを多く手がけファンの人気も絶大なTAKU INOUEに任せている。

アイドルとしての可愛いさもありつつクラブミュージックとしても上質なアガるナンバーとなっている。

 

この曲によってデレマスへの興味が更に高まっていき楽曲集めへと赴くのであった。あーあーあーあー。

 

 

 

というわけでベストソング上半期2020自分のはこうなりました。

 

・永遠の不在証明 / 東京事変

・Black Catcher / ビッケブランカ

・あの夢をなぞって / YOASOBI

・Fly with me / millennium parade

・夜空 / 鈴木みのり

・あまい夢 / 上田麗奈

・何なんw / 藤井風

・スターマーカー / KANA-BOON

・SEA HORIZON / 海野高校ていぼう部

・秘密 / はるまきごはん

・umbrella / SEKAI NO OWARI

・CITY / 降幡愛

・OTAHEN アンセム / 夢見りあむ(CV:星希成奏)

・あらかねの器 / 藤原肇(CV:鈴木みのり)

・ミラーボール・ラブ / 宮本フレデリカ(CV:高野麻美)棟方愛海(CV:藤本彩花)及川雫(CV:のぐちゆり)荒木比奈(CV:田辺留依)姫川友紀(CV:杜野まこ)

 

 

今年の上半期はというか年々アニメ関連の曲に偏りつつある傾向なんですが良いのやら悪いのやら…w

 

今はほんとに世界中で大変な状況なんだけどもそれでも音楽は僕の生活の一部だし他のみんなもそうだし音楽を職業に生きてる人もまだまだいっぱいいる。

 

またみんなで一緒に音楽に湧いたり感動したり声出したりそんな事が出来る日が来るのを願ってます。

 

とりあえず今は下半期にどんな音楽に出会えるか楽しみです。